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公益社団法人 日本青年会議所 第60回全国会員大会 名古屋大会に参加して
日 時
9月29日(木) - 10月2日(日)
報 告

9月29日から10月2日までの日程で開催された全国大会に参加してきました。といっても僕の場合は、仕事の都合上、10月1〜2日の1泊2日のスケジュールでした。名古屋への往路は一人旅でしたが、まずは全日空のストで飛行機が飛ばないかもしれない!というトラブルに見舞われ、気を揉んでいました。1日に起床してとりあえず全日空のHPをチェックすると、「 スト回避 」 の文言が。安心して庄内空港に行くと、空港ビルの方から声を掛けられ、「 今日、開港20周年で記念のお餅を用意していますので、持って行って下さい 」 と言われました。あいにくお腹が減っていなかったので、折角の中瀬先輩の餅でしたが、名古屋で待つ櫛引君へのお土産としました。

その後、名古屋に着いたのはいいのですが、事前にスケジュールを何も確認していなかったので、名古屋駅に一人ぼっち。とりあえず理事長に電話するも留守電。専務に電話すると 「 今、伊勢に居ます 」 。あまり信仰心のなさそうな清水さんなら…と思い、電話してみると 「 甲子園で野球見てます! 」 。 「 えっ? 」 と思いながら、LOMナイトまで名古屋散策をしてみることにしました。昔、上林ねーさん ( にーさん? ) が言っていた 「 他の人から、うだらいる 」 というのはこういうことなのね、と納得しました。

名古屋は10年ぶり、かつ仕事以外では来たことが無かったので、名古屋観光を満喫しようと思ったのですが、名古屋はあまり観光の目玉となるものがないらしく、名古屋城と熱田神宮を見て終わってしまいました。でも、どこに行っても黒いスーツの集団が居て、ちょっと怖かったです。よくよく考えると、JC以外の人には僕もその一員に見えるのでしょうが…。

LOMナイトにてようやくメンバーと合流。 「 今回は名古屋に来てる人が少ないのね 」 と思っていたら、小野寺顧問は日本JCの公務、清水さんと智之さんと石渡さんは大阪 ( 甲子園の後に、京セラドームにも行ったらしい。ただその後なぜか花園ラグビー場の方にも行ったらしいが、詳しくは石渡さんに聞いてください ) 。ああ、それで少ないのか、と納得。兒玉会務が手配した手羽先の店で手羽先を食べました。名古屋といえば、手羽先・味噌カツ・味噌煮込みうどん・ひつまぶしとなかなか独特の食文化です。2次会以降の動きはメンバーの名誉のために、詳細は伏せておきます。

翌2日、いよいよ大会式典および卒業式。朝ホテルで待ち合わせをしていると、メンバーが眠たいような、酒が抜けていないような顔をして集合。なぜか昨日は見かけなかった鈴木篤君もしっかり集合していました。白旗次年度は寝坊のようでしたが。大会式典はナゴヤドーム。式典の仕掛けはとにかく映像に凝っていました。視覚に訴えながら、来賓祝辞。大村愛知県知事、河村名古屋市長の熱いながらもやや脱線しがちな祝辞を原田JCI会頭が上手く落ち着かせていました。その後、福井会頭のスピーチがあり、大震災に見舞われた一年に運命的なものを感じながらも、職務をほぼ全うされた充実感が現れていました。

大会式典が終わり、閉会式 ( 卒業式 ) 。Jayceeへのエールとして米米クラブの石井竜也が登場。何回かJCの大会にはゲストで来ているらしく、JCの活動を理解した上でのMCが印象的でした。また、彼は茨城の出身で、親族が隣の福島にかなり居るらしく、震災に心を痛めていること、それでも強く生きていく決意が感動的でした。

今回の卒業式はステージへの登壇もなく、シンプルな構成でしたが、橋本副会頭の答辞を聞いていると、ああJCも終わりなんだな、と感慨深いものがありました。
そんな感傷的 ( ? ) な気持ちとともに無事に酒田に帰ってきました。

全国大会に参加して、今回は特にセミナーなどには参加しませんでしたが、それでも得るものはかなり有りました。まだ日本JCの公式な行事に参加した事のないメンバーの方は是非、時間と決して少なくはないかと思いますが費用を確保して、是非一度参加して見てください。視野が広がるとともに、改めて酒田のLOMの良さを感じるはずです。今回参加してみて、改めてLOMメンバーの情熱、優しさ、暖かさに触れた気がしました。JC活動も残すところあと3ヶ月弱となりましたが、まだまだ老体(?)に鞭打って働く気で居ますので、今後も一緒に活動していきましょう。長文にお付き合い頂き、ありがとうございました

監事 伊藤 正佳