委員会紹介

青少年育成委員会

委員長 若村 光司

古より公益と商人で溢れ、心豊かな人々が大志と夢を抱き悠久の歴史を築いた郷土酒田。しかし、海運の要所として栄えし港町の面影が失われつつあり、更には東日本大震災により、地域はさらに疲弊しました。今こそ未来を見据え先人に学んで、子供達が一意専心に夢を描ける地域を取り戻さなければなりません。我々責任世代が燈火となり、明るい豊かな社会を築くために、時代を奏でる子供達へ夢を語れる土壌を構築する必要があります。
まずは、これまでの青少年教育についての地域社会において取組むべき役割を認識するために、過去の青少年事業の分析・企画を行います。そして、次代を担う子供達に家族の絆を強め、触れ合いの場を創出するために、酒田市子どもまつりに参加します。また、日本古来の伝統文化に触れてもらうことと、たくましい肉体と粘り強い精神力の修養を積むために、継続事業であるわんぱく相撲大会を開催致します。さらに、青少年を対象として目標に対して努力する精神を研ぎ澄ますために、「心・技・体」をテーマとした公開例会を行います。そして、「体」として健康増進と辛苦や緊張に耐える力を向上させるために、発声と肉体の鍛錬を行います。また、「技」は生まれ持った素質より、生まれた後に磨いた素質がいかに重要であるかを教導するために、集団で修練を行います。さらに、困難とされる捕らえ所のない「心」の熱烈な求道心を啓発するために、短絡的で表面しか捉えていない浅い思考を、自己分析させることで勝てない原因を理解させます。そして、思い描く夢をささえるために、プロセスを段階的に考えて人生設計していく手法を学ばせます。
郷土酒田から次世代を担う青少年達と共に結びつきを持ち、自立した強い精神力「心・技・体」を修養し、継続性という難関を突破させ、夢を抱かせることにより地域の一躍を担い、夢と希望に溢れるまち酒田を目指すべく、責任世代である我々が地域を創造します。

2013アニュアルレポート
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