地域文化研究室

副理事長 佐藤 浩和

室長 岡部 覚

 1609年より一度も欠かすことなく続く山王例大祭酒田まつりは、先人達が数多の困難を乗り越え守り紡いできた素晴らしき地域文化です。当会議所では創立3年から長きに亘り、まつり・山鉾を基軸とした運動の展開で多くの感動を創造してきました。この地域文化を絶やすことなく発展させ次世代へ受け継いでいく責任世代である我々が、まちの未来を見据え地域の人々と手を携えながら酒田まつりを組織力で創り上げる必要があります。

 まずは、地域文化を絶やすことなく後世に受け継いでいくために、多くの世代と協働して立て山鉾が中心となる酒田まつりを実現し、立て山鉾を酒田の象徴へ昇華させます。そして、地域力発展の新たな可能性を見出すために、過去6年間続けてきたまつり塾事業を新たな形で確立させ、他団体が主軸となるまつりを通したコミュニティを創出します。さらに、誰もが待ち望む酒田まつりを創造するために、老若男女問わず参加・参画できる機会を創出し、まちの未来を担う世代が地域文化に触れ自らが意欲的に行動する人財へ成長する機会を創出します。また、当会議所がまつり事業を通して地域発展の指標となるために、今後進むべき方向性を明確に示し、未来のまつり事業の基盤を構築します。そして、地域の生み出した独自性が未来永劫に発展し続けていくために、現在抱える諸問題を関係諸団体とともに探求し、課題解決に向けたネットワークを構築します。また、地域に欠かすことのできない運動展開で未来を切り拓く人財を育成していくために、まつり・山鉾の視点からまちの未来を思い描く機会を創出し、会員資質の向上を図り組織力を強化します。

 歴史・地域文化継承の担い手でありこのまちの課題に真摯に向き合い解決に導いていかなければいけない我々が、困難に立ち向かう気概と覚悟を持った市民と志を共に自ら変化を作り出し未来を切り拓いていくことで決断と行動の先にあるまちの未来が創造されます。

 

救済!山鉾委員会

委員長 久木原 満

 2016年末、日本各地で幾世代にも亘って受け継がれてきた「山・鉾・屋台行事」がユネスコ無形文化遺産に登録されました。各地では観光客の増加や地域活性化への期待が膨らむ反面、その継承及び発展については担い手の不足・戦略の欠如といった問題を抱えています。これは我々の住まう地域でも例外ではなく、地域の独自性の象徴たる山鉾文化をまちの活気の源泉として継承し発展させていくための課題解決型の事業展開が必要です。

 まずは、立て山鉾建設及び巡行を山鉾文化定着の契機とするために、製作体験や建設補助・ボランティア参加・協賛金募集等の幅広い参加・参画の枠組みを構築し、多くの市民・企業・支援者の参加・参画を実現します。そして、山鉾文化の基礎となる山車がまちの活気の源泉として継承されていくために、メンバー・OB・地元企業の知恵を結集し、補修及び安全対策を実施します。さらに、立て山鉾を山王例大祭酒田まつりの活気の象徴として確立するために、関係諸団体だけでなく多くの市民とともに立て山鉾の補修及び安全対策を実施し、立て山鉾の清水屋前建設・巡行を実現します。また、構想段階も含め26年継続している当会議所の山鉾事業が抱える問題を発見・共有し課題として解決するために、内外を問わずプロジェクトメンバーを組織し、議論を深め具体的な行動や目標を見定めます。そして、地域の独自性の象徴たる山鉾文化がまちの活気の源泉として継承され発展し続けていくために、志を同じくする地域間連携の推進から比較検討・学習する機会を創出し、具体的に見定めた山鉾事業の課題解決のアプローチと未来像を市民に発信します。

 立て山鉾の製作・建設・巡行に多くの市民が参加・参画し、酒田まつりで巡行する立て山鉾の偉容は市民の心に愛着・感動・誇りを産み出すとともに、山鉾文化が直面する問題と課題が具体的な行動として認識され、決断と行動の先にあるまちの未来が創造されます。

 【事業計画】
1.山鉾文化継承計画(各種山車補修・立て山鉾補修・製作・建設)
2.山鉾文化定着計画(立て山鉾に関する市民参加)
3.山鉾救済プロジェクト実施計画(3月公開例会)
4.山鉾救済フォーラム開催計画(10月公開例会)

 

未来へ紡ぐまつり委員会

委員長 土門 正寛

 本年で410年目を迎える山王例大祭酒田まつりは、このまちの誇るべき伝統文化です。

 当会議所は創立3年目に引受先のない神宿を引き受けたことをきっかけに、これまでの長きに亘りまつりを通したまちづくり・ひとづくりを継続して展開してきました。地域を想い率先して行動するべきリーダーである我々は、このまちの歴史・伝統文化を絶やすことなく発展させると共に後世へと紡ぎ、希望溢れるまちの未来を創造する必要があります。

 まずは、当会議所が想い描くまつり事業を創出するために、事業に対して市民や行政からの理解を得ることで、地域との連携強化を図ります。そして、まちの歴史・伝統文化を次世代へ継承するために、酒田まつりに参加・参画する機会のなかった若い世代を巻き込む5月公開例会を開催することで、酒田まつりに愛着を持つ人財を育成します。さらに、酒田まつりを未来へ紡ぐ人財を生み出すために、当会議所が酒田まつりに向けた創始の想いをメンバーに理解させる場を創出し、誰もが模範と出来る活気と賑わいが溢れる魅力的な本祭り巡行を実現します。また、市民の心の拠り所となれる酒田まつりへと進化させるために、関係諸団体と連携した宵祭りを開催し、本祭りの賑わいへと繋げる夜巡行を演出します。そして、市民が継続して酒田まつりへ参画できる環境を創出するために、他団体と協働する地域コミュニティを構築し、これまで継続してきたまつり塾を深化させます。さらに、当会議所の基幹事業であるまつり事業をさらに発展させていくために、酒田まつり長期構想を精査及び改訂し、今後も持続的にまつり事業を展開できる基盤を構築します。

 連綿と紡がれてきた酒田まつりの歴史を未来へ伝え、伝統を継承しながら地域社会の変革を促す責任世代である我々が、次代を担う希望溢れる若者をまつりに参加・参画させ共に誇れる酒田まつりを築き上げることで決断と行動の先にあるまちの未来が創造されます。

【事業計画】
1.5月公開例会開催
2.酒田まつり宵祭り・夜巡行開催計画
3.まつり参画団体構築
4.酒田まつり長期構想の精査及び一部改訂